MODX Evolution SEOメタタグ自動反映 概念図

MODX Evolutionの152ページSEOメタタグをGitHub Actionsで自動反映した情シス代行事例

制作内容

「152ページの手作業修正」を継続運用できる仕組みに置き換えた話

自社ECサイトを運営されているお客様から、152ページ規模のtitle/meta descriptionを一括で見直したいというご依頼をいただきました。

この記事は「MODX Evolutionのような古いCMSを使っていて、SEOメタタグの見直しに手が回っていない」とお悩みの方に読んでいただきたい内容です。

クライアント概要

  • 業種: リユース系ECサイト運営(個人事業)
  • 規模感: 個人事業
  • 依頼: 152ページ規模のtitle/meta descriptionの一括修正

お客様は本業がお忙しく、お打ち合わせの時間を確保しづらい状況でした。Web会議は行わず、やり取りはメッセージのみで完結させる前提で進行方針を組み立てています。

課題・依頼背景(Before)

サイトはMODX Evolutionで構築されており、管理画面から1ページずつ手作業で修正する運用が前提でした。152ページという規模になると、以下のような課題が積み重なります。

  • 管理画面から1件ずつ開いて修正する作業は、単純だが件数が多いほど確実に時間がかかる
  • 手作業を繰り返す運用では、修正のたびに同じ手間が発生し続ける
  • お客様側で都度確認・反映する体制がなく、継続的な見直しが後回しになりやすい

「今回だけ手作業で乗り切る」のではなく、「今後も同じ見直しが発生したときに、また同じ手間をかけずに済む状態を作れないか」を、まず考えるところから着手しました。

提案・解決アプローチ

手作業前提の見積もりに対し、「サーバーへSSH接続してデータベースに直接反映し、GitHub Actionsで日次cronとして自動実行する」構成を提案しました。

一発で152ページすべてを自動流し込みする案も技術的には可能でしたが、採用しませんでした。理由は、本番データベースへの一括書き込みは、想定外のデータ不整合があった場合の被害範囲が大きすぎるためです。代わりに、事前の完全バックアップと152行の突合確認を先に行い、段階的に本番反映を進める方法を選びました。

また、「反映後は完全にお任せください」という丸投げ運用も選択肢にありましたが、採用していません。日次cronでの自動実行の結果をDiscordに通知する構成にすることで、お客様が状況を都度ご自身で確認できる状態を残しました。「仕組みに任せる部分」と「お客様が把握できる部分」を両立させることを優先しています。

選択肢 メリット 見送った理由
一括SQL流し込みを一発実行 早く終わる 想定外の不整合時の被害範囲が大きい
完全お任せの丸投げ運用(採用せず) お客様の負担がゼロ 状況を把握できないまま任せる形になる
バックアップ+突合確認+日次cron自動化(採用) 安全に反映でき、継続運用にも対応

実装内容

  • 本番反映前のデータベース完全バックアップ取得
  • 152行の突合確認(既存データとの整合性チェック)
  • SSH経由でのデータベース直接反映
  • GitHub Actionsによる日次cron自動実行
  • Discordチャンネルへの実行結果の日次通知

成果

全152ページの反映を完了し、以降も日次cronで継続的に運用できる状態にしました。お客様は進捗をDiscord通知で都度確認でき、完了報告後にご評価をいただいています。手作業の都度対応から、仕組みとして回り続ける運用への切り替えが実現しました。

お客様からは、お打ち合わせの時間が取れない中でもメッセージのやり取りだけで確実に進められたこと、日々の通知で状況が分かり安心して任せられたことについて、良い評価をいただいています。

本プロジェクトで大切にしたスタンス

ポイント1:一発実行にしなかった理由

152ページ分のデータをまとめて一発で流し込む方法も技術的には可能でした。しかし、速さだけを優先すると、本番データベースへの一括書き込みという怖さのある工程を軽視することになります。バックアップと突合確認という地味な工程を先に固めてから自動化に進む、という順序を守りました。

ポイント2:丸投げ運用にしなかった理由

「反映が終わったら、あとはお任せください」という進め方もできましたが、それではお客様が状況を把握できないまま任せる形になってしまいます。Discordへの日次通知を組み込んだのは、仕組みに任せる部分と、お客様が確認できる部分を両立させるためです。

ポイント3:お打ち合わせなしでの進行を選んだ理由

お客様が多忙でお打ち合わせの時間を確保しづらいと分かった時点で、無理に日程調整をお願いするのではなく、メッセージのみで完結できる進行方針に切り替えました。お客様の状況に合わせて進め方自体を変えた判断です。

本事例の総括とポイント

  • MODX Evolutionのような古いCMSでも、SSH+データベース直接操作という組み合わせで自動化の余地がある
  • 一括書き込みの前に、バックアップと突合確認という地味な工程を固める順序を守った
  • 自動化後も日次通知を残すことで、お客様が状況を把握できる状態を維持した
  • お打ち合わせの時間が取りづらいお客様には、メッセージのみで完結する進行方針に切り替えて対応した
  • 152ページの反映完了後も、日次cronによる継続運用が可能な状態になっている

こんな方はご相談ください

同じように「更新作業のボリュームが大きく手が回らない」「打ち合わせの時間が取りづらい」とお悩みの方は、無料相談からご相談ください。

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